実験的にあれこれ


by para_noid
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だらだらと 境無く

髪が伸びすぎたので、久々に行きつけのお店で散髪のこと。相も変わらず「短く、切れ。」という味もクソもない当方の要求に、職人のプライドで匙一杯分の労力を加味して髪を切って下さる。それが為……どうも要望通りに行かない。もとが駄目なんだから、駄目さを際立たせる方向で髪をきって頂くことこそが望みなんだが。




さておき、そんな感じで割とサッパリした心持ちに。頭の中では、遊佐未森さんの「髪を切った 思い切り短く」という歌詞が、十数年変わることなく散髪後には流れることになっている。「頭が軽くなったなぁ」なんぞと思いながら空を見上げ、「頭が軽いなどと言うと、まるで馬鹿のようだ。」と続いて思うのも、十数年間の変わらない習慣。もう一生なおらんのだろうと思う。


所用かたし、帰宅時に本屋で本数冊と漫画数冊を購入。一押しは、川原泉さんの「レナード現象には理由がある(白泉社)」。絵柄が随分と変わったなあというのが、やっぱり大きな印象。何か気がつくとクックと笑ってしまう、川原さんの描くお話が大好き。本当にもう、収録されていた全話が好き。ロリコンにゲイカップルにと、流行りどころを抑えた感はちょっと笑えましたけどね。最近の絵柄も、これはこれで面白いなぁと。崩れた顔の伝えてくる感情は、何か最高に良いのですよ。

後は、こうの史代さんの「さんさん録 2巻(双葉社)」。「夕凪の街 桜の国」での評価の高い方だが、どうにも礼賛せにゃならん周りの空気が煩わしく、話題に出すことが無かった方(読んだし好きだが)。連れあいを亡くした男やもめの三平さんが、息子夫婦と孫とともに暮らす日常を描くのだが、良い話しにならない良い話しぶりがたまらなく好きな作品。もっと続いて欲しかったが、2巻で終わりとのことで残念。「孫の顔が変だ」と大爆笑する三平爺さんが、そして「何を考えてるのか解らない孫が気持ち悪い。」と、本気で心底気持ち悪がる三平爺さんが好き。

「漫画が面白かったので原作を。」と読み進めているのが佐藤大輔さんの「皇国の守護者(中央公論新社)」。話自体は大変面白く、男の子的にグイグイと惹かれて読んではいるのだけれど、それ以上に、漫画版を描かれている伊藤悠さんの「話しの膨らませ方」に驚嘆の事。何気ないエピソードや、一行で語られているシーンの肉付けが凄まじく……小説を読む際の「行間の夢想、想像」の大切さ加減を思わされた次第。物造りの姿勢に感銘を受けちゃいましたよ……みたいな。ちなみに漫画版は集英社より。

だらっと、思いつくままにこんな感じ。割と自分の怒りの沸点が低くなっている点と、心のガードが緩くなり、心情の不快その他を人前で露わにする傾向が目につき始めたので留意しないとないといけにゃいです。対自分宛の戒めメモ的にアレ。
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by para_noid | 2006-06-30 23:17