足下に這い寄る
2005年 10月 22日
我が家の庭でスクスクとお育ち遊ばされていた、柿(推定年齢八歳)の実子・柿子が、不慮の事故により樹上から転落。不振な物音に駆けつけた川原慶久(29歳)に保護され、手篤く……食われた(待て)。
保護された当時の柿子さん。
見た目は売り物と言っても遜色ない見事な出来映え(いや、そうでも無いが)。柿の生長を子供のように楽しみにしていた父に、毒味役として栄えある最初の一口目をお食べ頂いたのだが……1秒と待たずに吐き出しなすった。そりゃまぁ、肥料も何もやってない都会の庭で育った柿が、美味いわけがないわな。
夕餉の後、「あの柿の木を切ろう。」と父が呟くに至り……「庭に生えた柿が美味しかった。」というメルヒェンを裏切られた、父の絶望の深さを思わされました。うわ、渋(無理矢理食わされた)。
保護された当時の柿子さん。
見た目は売り物と言っても遜色ない見事な出来映え(いや、そうでも無いが)。柿の生長を子供のように楽しみにしていた父に、
夕餉の後、「あの柿の木を切ろう。」と父が呟くに至り……「庭に生えた柿が美味しかった。」というメルヒェンを裏切られた、父の絶望の深さを思わされました。うわ、渋(無理矢理食わされた)。
by para_noid
| 2005-10-22 01:44