実験的にあれこれ


by para_noid
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ポストモダン

何かお洒落な郵便事業っぽい。

と言うありきたりな馬鹿話はさておき、日本じゃバレンタイン、クリスマスに続いて、ハロウィンまでもが年中イベントに昇格しそうな気配で気に入らない。そもそも「菓子か、イタズラか!」という二拓からは、「コーランか、死か。」的な脅迫の意志が感ぜられて恐ろしいではないですか。頑なに菓子を渡すことを拒否したら、子供からイタズラされちゃうって……何をされちゃうのだろうか(ドキドキ(最悪のアレ))。






しかしまぁ、この手の話を否定ばかりするのも大人げないので、バレンタインと同じくその起源について軽く検索してみれば……何ぞ「古代ケルトの風習」と「キリスト教の祭祀」に、「アイルランドの飲んだくれ伝説」と、恐ろしい勢いでチャンポン合成した結果が、あの祭と言う事が判明。「日本人は宗教も何もかも関係なく、何でも祭にしやがる!」的な話は良く聞くが、まぁ割とあちらさんもハッチャケたもんで御座いますな。

で、祭の起源を検索結果から一寸分解してみれば……。

ケルト風習
・ケルトの大晦日にあたる10月31日の晩には、死者の魂が現世に帰ってくる。
・その魂を狙って、悪霊や魔女が現れ、人々に悪さを働く。
・「毒を征するは毒!」とばかりに、悪霊の格好をして街を練り歩き、ゴースト共に対抗する(馬鹿っぽい)。

キリスト祭祀
・7世紀にローマ法王が、殉教者たちを悼む日として「万聖節」を定める。
・9世紀頃には万聖節の際、キリスト教殉教者達が家々を周り、「魂のケーキ」と呼ばれるパンの一種と引き替えに、祈りを捧げるというソウリング(souling)という風習が根付く。

アイルランド酔っぱらい伝説
・酒飲みでだらしのないジャック兄さんが、魂を取りに来た悪魔と数度に渡るトンチ合戦に勝利。その結果、「悪魔に魂を奪われない権利を獲得」。イヤァッハァー、最高!
・割とぽっくり死ぬ。
・飲んだくれでだらしのないジャックの魂、天国の門の通過を拒否される。
・やむなく地獄の門を叩くも、「悪魔に魂を奪われない権利」の御力で地獄からも入店を拒否。
・帰り道が暗くて怖い→悪魔、適当にその辺の魂をカブに詰め込み、即製ランプを作ってあげる(親切)。
・ジャック、めでたく現世を彷徨い続ける事となる。

……ケルト、キリストの風習の合体はまぁ解るとして、何処をどおしてジャック兄さんが合体したのかは永遠の謎。「お化けの格好で練り歩くのが、悪魔払いのため。」で、「お菓子を渡す」のがソウリング起源、「イタズラ」がジャック兄さん起源って所なんでしょうかね……ジャック兄さん、最高。なんぞゴッタ煮テイストが溢れていて、割と好きかもしれません。アグレッシブなお盆みたいなモノなのだな。

ちなみにカボチャは、ジャック兄さんの「暗いの怖いランプ」を再現する際、「カブって日持ちしないし面倒くさくね?」という至極どうでも良い理由から採用されたそうです。

日本もお盆に「デッドリー・スイカ・ヘッド」という悪魔を登場させ、「死か、饅頭か!」と詰問しながら日本刀を振りまわして街を闊歩って祭をやればいいと思う(思うじゃねぇ)。
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by para_noid | 2005-10-29 02:27 | 戯れ言