実験的にあれこれ


by para_noid
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病の気

私が以前病気で死にかけた際、両親は死を確信してすっかり気を塞いでしまったのだと聞く。母は支えが欲しかったが、母以上に父は「人生はままならないのだね。」と気落ちし、共に支え合うことも難しかったらしい。そんな折り、両親のことを支えてくれたのが、母の大学時代からの親友だった。




彼女は私が倒れた旨を聞くやいなや深夜に車を飛ばして家に駆けつけ、飯も食わずにいた両親にあれやこれやと飯を食わせ、励まし、自己流でお払いまでしてくれたらしい。私は心の貧しい人間で、底抜けに善人で明るいその人のことを苦手に感じることが多いのだが……その件も含め、感謝の気持ちを強く持っている。

その方の娘さんが、先日倒れた。私より年若い娘さんなのだが、才覚のある人で、自分で会社を立ち上げてバリバリと働く才女。労と此度の暑さが災いしてか、脳内出血を起こしてしまったという。今、気のいい母の親友は、かつての両親と同じく気を塞いで居ることと思う。母は、明日彼女のもとに行く手筈。

自分には何も出来ることはないが、心から娘さんの回復と、其れと同じほど母の親友の心労で倒れないことを祈る。



私事だが、見舞われる側だった自分は、看病に当たる人の失意や絶望まで当時は気にすることは出来なかった。ただ、今になって……看病し見舞ってくれる家族や身内の人間が疲弊していたという事実には酷く心が痛む。

なので……看病する人に辛い思いや不安を抱えるなと言っても、無理なこととは思うけれど……決して思い悩みすぎず、自分までジリジリと弱っていく循環に落ちていかないで欲しいなと思いますよ。頼れるところは頼り、周りに支えて貰い、適度に心のガス抜きをし……自分自身まで倒れぬ様にしていただきたく。

世の看病中の人、看病にこれから臨む人、頑張りすぎずに頑張って下さい。
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by para_noid | 2005-06-27 23:27