実験的にあれこれ


by para_noid
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サルボボ覚え書き

何故か、ここ数日「さるぼぼ」の話が身近で話題に上るので補則。覚え書き程度なので、正確なところは不明。聞いたこと、覚えていることの羅列。





「さるぼぼ」とは飛騨高山地方の民芸品で、赤い布を使って作った人形のこと。起源は室町時代に遡るらしく、一説では病や災厄から身を守るための呪具「形代(身代わり人形)」の転化したものとも考えられている。飛騨高山では「さるぼぼ」は赤子や子供に渡されるモノなので、彼らの形代として、無病息災を願い渡されたものと思われる。

色が赤に定着した理由は、民間信仰で「赤色は天然痘を退ける」と考えられている影響から。「ボボ=赤子」だから「赤」というのも聞くが、やや後付の語呂合わせの印象。顔がない理由に関しては、「人の心を写す鏡」という売り文句もあるようだが、「形代」を起源とすると、「顔があっては形代として不都合」だったのではないのかと思う(顔、目を入れると魂が籠もる説)。

言葉としての縁起を担ぎでは、「災厄が去る(猿訓読み)」、「良縁(猿音読み)来る」等がある模様。また、猿、犬は多産、安産などの象徴的に扱われることもあるため、安産のお守りとしても効果があるという話も聞く。庚申講(道教起源)に置ける三尸を見張る「庚申さんのお使いの猿」との関連も興味深い(奈良・庚申堂の「身代わり庚申」などの千匹猿を「さるぼぼ」と呼ぶところもあるとか?)。

ちなみに「ぼぼ」は赤子の意。女性性器の古語でもあるが、現在では九州でしか「イヤン!ノビ○さんのエッチ」的な反応は期待できない。「さるぼぼ」と聞いて興奮しだしたら、まず距離を置いて身を守ることをお薦めする。即ち「ボボ・ブラジル!ふはは!ボボ・ブラジル!」→と来たら、通報。

こんな感じ。
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by para_noid | 2005-06-20 03:17 | 戯れ言